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『2064: Read Only Memories』、40%offでPS Vita版配信開始

2018/04/06

オリジナリティあふれるインディーゲームタイトルを厳選し販売する『PLAYISM』は、PlayStation®4版で好評を博しましたサイバーパンク・アドベンチャーゲーム『2064: Read Only Memories』のPlayStation®Vita版を2018年4月5日より配信開始いたしました。

2064: Read Only Memories ロゴ

2064: Read Only Memories

2064年、高度に発達したテクノロジーによる人類のサイバネティクス化、そして遺伝子操作による人体部位の修繕や強化がされた「ハイブリッド」という存在の増加、さらにROMという人工知能を搭載した機械の普及により、「人間」の定義は曖昧になり始めていた。『2064: Read Only Memories』は、そんな時代においてネオ・フランシスコという混沌とした都市を調査し、癖のある住人たちと交流しながら謎解きの旅へと誘う新しいサイバーパンク・アドベンチャーである。

かつての友人の失踪が導く、巨大な陰謀を追え

2064年、ネオ・サンフランシスコ。貧困にあえぐ売れないジャーナリストであるあなたの前に、ROM(リレイションシップ・オーガナイゼーショナル・マネージャー)"チューリング"があらわれる。このロボットと行動を共にするうちに、あなたはネオ・サンフランシスコに渦巻く危険と陰謀に巻き込まれていくことに……。

2064: Read Only Memories

多種多様なアイデンティティを持つキャラクター群

あなたと行動を共にするチューリングは、世界で初めて自立した意志を持つロボットであり、様々な悩みや思いを抱えています。また、物語の中で出会う2064年の人物たちは、自分の体を改造する人々やそれに反対する人々など、文明と人間の狭間に立つ存在も数多く現れます。

2064: Read Only Memories

かつての日本の名作アドベンチャーへの愛にあふれた作品

本作は全編がドットアートで描かれた、サイバーパンク・アドベンチャーゲームです。コマンド選択で物語を読み進めていくゲーム性は、かつての名作群を思い起こさせますが、もちろん単なる懐古的作品ではなく、表情豊かに描かれるキャラクターアートなど、現代の作品として高い完成度を誇っています。

2064: Read Only Memories

マルチエンディング

10時間以上に及ぶあなたのネオ・サンフランシスの陰謀を追う旅は、あなたの決断、行動によって結末が変化します。2064年の未来都市を舞台に、どのような物語を紡ぎ出すかはあなた次第なのです。

2064: Read Only Memories
人間とは何かを問いかけるテーマ性

トランスヒューマニズム(超人間主義)という深いテーマに焦点を当て、インターネットや機械が発達し、利便性が追及され続ける今の世の中に対して深く考えさせられるストーリーとなっています。人間とは何か ―― この問いに対しての答えは、このゲームをプレイしてあなた自身で考えてみてください。

2064: Read Only Memories

ということで、これまでPC/PS4でしか遊べなかった本作がPS Vitaでも遊べるようになりました。Vita持ちの方はぜひこの機会にお試しください。

配信開始からいきなり40%off、PS Plus会員の方はさらに10%off!

さらに、ちょうどリリース日がPSNで『ベストヒットインディーズ2018 April』セールが開催されるタイミングでしたので、これに合わせまして、本作も4月18日終日まで40%off、PS Plus会員の方はさらに10%offとお得なロンチセールとさせていただきました。

ちなみに、本作のPS4版ももちろん同じ割引セール中、また他のPLAYISMタイトルもセール対象作品となっておりますのでぜひそちらもご確認ください。

2064: Read Only Memories Vita版裏話

無事リリースできましたので、裏話を公開したいと思います。実はVita版は一度完全に頓挫しまして、開発のMidBossさんからも「ゴメン、Vita移植無理だわ」という連絡を頂いたこともありました。が、どうにかリリースできた経緯を、MidBossさんからのコメントでご紹介したいと思います。

Team MidBoss コメント

Neo-SFの皆さん、こんにちは。

ようやくPlayStation Vita用の『2064: Read Only Memories』をリリースできました、やったぜ!ただ、知ってる人もいるだろうけど、ここにたどり着くのは非常に長くてややこしい道のりだったんだ。以下に出来る限り詳しく書いてみるよ。

(長文読みたくない人用まとめ)

PSVitaのメモリ不足問題と『2064: Read Only Memories』のコード構成問題で諦めかけていたところ、PC版のプログラマーのアドバイスとチームの皆の努力、特にリードプログラマーNikkiのおかげで再開できて、ようやく皆さんのお手元に届けることができました!8888

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『2064: Read Only Memories』をPS Vitaに移植するというのは僕らの夢だった。開発チーム皆がPS Vitaというプラットフォームが大好きで、僕らのゲームがそれで動いている姿を見たかったんだ。ただ、それを実現し、皆の手に届けるためには非常に多くの障害があった。

まず、そもそも『Read Only Memories』というゲームを作る資金というのはとても限られていた。なので、とにかく早くストーリーを作って、コードを書いてリリースする必要があったんだ。だから、そのコードは、一応全部やりたいことは詰まっているけれど、”実用的”、”最適化”という言葉からは程遠い状態にあった。それで、スペックが低いプラットフォームで快適に動かないという問題がリリース後に多く出てきてしまった。ただ、リリース自体は結構上手く行ったということもあり、そのお金を全部ゲームを作り直すために使うことに決めたんだ。一番大きいのはフルボイス対応、あとはストーリーの調整や新しい機能も追加して、『2064: Read Only Memories』として再リリースしたというわけ。

このプロジェクトには新しいプログラマーが担当してくれた。でも、そのパフォーマンスの問題は解決どころか更に悪くなってしまった。まず、開発初期にPS Vita用のテストをした時に、完全に予測を見誤ってしまった。パフォーマンスの問題は多少あったものの、プロローグの部分は普通に遊べたんだ。コンソール版の開発に慣れていなかったこともあって、Vita対応に必要な作業は簡単だと思いこんでしまったんだ。

でも、コードを最適化したりゲームを改良したりしている数カ月間、新しいバグが出て、開発機で頻繁にクラッシュしたり、さらにパフォーマンスが落ちたりといった問題がどんどん出てきた。『2064: Read Only Memories』リリース予定日だった2016年8月16日を守るために、僕らはPS Vita移植を一旦中断させて、PS4とPC版を優先するという決断をせざるを得なかった。

でも、それでもついにどうやってもPS Vita版を上手く動かせず、このままでは移植は無理だと結論づけることになった。それで、僕らは別の視点で対応策を考えることにした。それは、ゲームコードをいちから書き直すということだ。大仕事だということは皆承知の上、2017年までに終わらせようと計画を立てた。

そうして2017年の6月後半に始まったこのプロジェクトの手始めに、『2064: Read Only Memories』のリメイクに必須となるUnity製のアドベンチャーゲームフレームワーク「チューリングエンジン」の開発を始めた。コードを書き直すことに、実際僕らは興奮していた。これまで追加できなかった機能を足せそうだし、何よりオリジナルのコードが達成できなかった高パフォーマンスについても実現できそうだったから。

…ただ、そうは問屋が卸さなかった。2017年10月には新生『2064: Read Only Memories』はQAフェーズに入っているはずだったのに、ゲーム内のエリアやミニゲームは終わっていたものの、フレームワークのスクリプトと会話システム(言うまでもなくADVゲームには必須の機能だ)はまだまだ機能的にもユーザビリティ的にも完成していなかったんだ。

最終的に、10月初めにはチューリングエンジンのメイン開発者が去ってしまって、あと3か月しか残っていないということで大きな決断を下す必要があった。長く話し合い、かつ最後までいろいろ試してみたけど、結局損失が出るとしてもPS Vita移植をキャンセルしようという決断を下した。忘れもしない10月22日日曜日、公式に移植中止のニュースを公開したときにはたくさんの嘆きが届き、僕らはただそれを受け止めるしかなかった。

そんな中、幸いなことに皆のその大きな悲しみが『Read Only Memories』の元プログラマーTed DiNolaの元に届いたんだ。月曜の朝、Tedが僕らに連絡してきて、今のコードのチェックとオリジナルのコードに関する説明をしてくれることになった。さらにMidBossの新しい仲間、そして今のリードエンジニアであるNikki Lombardoが新たに移植担当となって、何と中止発表の二日後にはプロジェクトが再開したんだ!

チーム内の激動に続く熱狂はすごかったけど、それでもゲームをリリース段階に持っていき、さらに僕らのクオリティスタンダードを満たせるかどうかというのは一種の賭けだった。しかし、たった11日でNikkiは不可能を可能にしてくれた。『2064: Read Only Memories』がVitaで動くだけじゃなく、”キレイに”動くようにしてくれたんだ。11月3日にSonyに提出して、説明書とか用語に関するいくつかの小さな修正を加え、11月29日、とうとうSonyのOKが出たんだ。

さんざん遅らせ、キャンセル宣言もした失態をカバーするためにも、もう一刻も早くリリースしたかったけど、皆の信頼が失われていることも気づいていたので、別のアプローチをすることにした。ちょうどその週末にPSXがあったから、Sony、そして僕らの友人であり、かつボイス提供者でもあるSungWon Cho (ProZD)と協力して、このPS Vita版と『2064』全体の最終的なアップデートについてPSXでアナウンスする計画を立てた。

まあ、リリース自体はそれほどスムーズには行かなかったよ…ヨーロッパの方はSonyに状況確認中だったし、日本版は提出がまだ終わってなかった。とはいえ、皆の暖かいフィードバックとサポートにはチーム皆感激しっぱなしで、僕らの選択は間違ってなかったんだとその時にはっきりわかった。

これからも、皆のサポートがどのような形で世に出ることになるのかというのは可能な限り報告していく。そして、僕らの将来的な活動の方向を決める一番の影響力は皆のフィードバックから来るんだということを伝えたい。

このプロジェクトを開始したのは四年前で、今ようやく終わりが見えてきた。でも、これまで皆から受けたサポート、フィードバック、そしてファン作品… その感謝と愛は、文章では表現しきれない。今後のニュースもぜひ楽しみに待っていてくれ!

Team MidBossより

2064: Read Only Memories

  • 開発元: MidBoss, LLC.
  • 販売元: PLAYISM
  • ジャンル:サイバーパンク・アドベンチャー
  • 対応機種: PlayStation®Vita
  • 配信開始日:2018年4月5日(木)
  • 販売価格:製品版 2,064円(税込) 4月18日まで40%off、PS Plus会員様はさらに10%off!
  • プレイヤー数: 1人
  • CERO:B

© 2017 MidBoss, LLC.

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